パシフィック・リムをみた。
ネタバレを含むかもしれない。
劇場公開当時はTwitter界隈で大流行りしていて、予告編などの断片的な映像をよく目にして勝手にロボットものだと思っていたんだけど違った。
怪獣ものだった。
まず作中最初に怪獣が登場するカットがむちゃくちゃカッコいい。痺れた。思わずいいね〜!って口から出た。あのカットが一番好きだ。巨影都市のコンセプトを初めて聞いた時みたいなワクワク感もあった。普段はどっちかというとウルトラマン派なんだけど、いやぁ〜怪獣っていいですね。*1
散々言われてそうだが、これからハリウッド版ウルトラマンをやる機会があったらギレルモ・デルトロ監督に撮ってほしい。
偏見で申し訳ないけど、欧米の映画で日本と中国が見事に描き分けられているのは新鮮だった。パシフィック・リムってタイトルなんだからそりゃ重要か。
一つ違和感があったのは、日本の街にあるお店の看板。ファーストネーム+店のテーマみたいな名付けのところが多くて、アメリカで多い形式なのかもしれないと思った。具体的な名前が思い出せないので今考えた例だけど、「武志と三千代のドーナツ」的な名付けの看板が出てきたので、あちらでは「ケン&メアリーズドーナツ」みたいな名前のお店がよくあるのかなと思ったという具合。
そんで中国のイェーガー「クリムゾン・タイフーン」の機体に漢字が書いてあるのが中国風でカッコよかった!同じ漢字文化圏でも日本だとこうはならない。
自分が文化圏の遠いアメリカっぽさ、オーストラリアっぽさ、をなかなか汲み取れないだけに、このあたりの描写を繊細に感じた。*2