のっぺり

基本的にネタバレに配慮しません。アイドル(ほぼハロプロ)、漫画アニメゲーム、本、ごはんその他の話

まとめ2[映画感想]

一本の記事の長さにならなかった映画の感想。

ネタバレを含むかもしれない。

 

トレインスポッティング

未だにクスリをテーマにした映画を上手く受け止められない。

ウッとなるほどド汚い表現も多い中、ユアン・マクレガーの顔がめちゃくちゃ綺麗で輝いていた。

独白調で淡々と激しい出来事の描写があり、沈んだ気持ちになった時間が長かったが、爽快感ある終わり方だった。やってることはだいぶ酷いのに。*1

 

トレインスポッティング T2

20年経つと世界も映画もこんなに変わる。

前作ほどクスリの映画、という内容ではなくなっていた。悪友ってこんな感じなのかな。一生縁が無さそうで、神経がすり減りそうな関係に思える。

特にベグビーがほんとにこえーよ。あれでクスリやってないんだからスリラーだよ。スパッドが報われた(かな?)ことに安堵した。

 

名探偵ピカチュウ

ピカチュウが文句なしに可愛い。ほっぺがモチモチしている。3Dで躍動するポケモンを見せる為の映画だと感じた。

エンドロールでは自然に目が潤んでびっくりした。夢中でポケモン赤を遊んだ世代なので、懐かしい表現で勝手に胸がグーッとなってしまう。

知らないポケモンも多かった!ドダイトスはギリわかる。時代は進んでいる。

 

若おかみは小学生!

おっこの明るさ、前向きさと裏腹に何となく漂う暗さが空恐ろしい。『茄子 アンダルシアの夏』を観て高坂監督繋がりで観ようと思った。何となくどことなく、の緊張感が不思議と伝わる独特の空気がある。

そして画面の完成度が凄まじい。全て美しく丁寧に動く。またレイアウトやカット割・繋ぎが、幽霊の存在を際立たせていた。

テーマが仕事モノなので子供向け作品であることが浮き彫りになっていた。ターゲット目線で作品を作るとはこういうことか。

 

コードネーム U.N.C.L.E.

ブロマンスっぽいと噂を聞いたような気がする。確かにそういうシーンもあったが、ギャビーとイリヤラブロマンスが一番好き。くっつきそうでくっつかない……くっつけない……が何だかんだ一番楽しい。

スパイ映画をあまり観たことがなかったが、楽しみ方が少し分かった。彫刻のような登場人物による生活感のないスタイリッシュな画面が目の保養になった。

前提も、アメリカ、ロシア、ドイツ、イギリス、くらいなので何とかついていけた。

 

トップガン

トム・クルーズ強化月間。なるほどハンサム。字幕版をお勧めする。

80年代のアメリカの映画なので、当時の社会の空気感を知らず、どうしても違和感が出てくる*2。あまり説明しない*3のが当時の作風というか、寧ろ今の作品が説明的なのかもしれない。

音楽の使い方に特徴があり、特に『Take My Breath Away』はめちゃくちゃ耳に残った。

 

*1:特に赤ちゃんがめっちゃ可愛かったのでショックだった。

*2:こんだけ時間が経っていてそもそもの文化も違うんだから、流石にやむなしと思っている。

*3:前述の通り文化が遠いということも、翻訳時にどうしても情報落ちするということも勿論あるだろうが。