のっぺり

基本的にネタバレに配慮しません。アイドル(ほぼハロプロ)、漫画アニメゲーム、本、ごはんその他の話

まとめ9[映画感想]

映画の感想まとめ。ネタバレ含む。

 

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

お父さんがスネイプ先生をいじめてる回想シーンきっつい。ハリーの中に理想のお父さんがあっただろうだけに心中お察しする。嫌な記憶に踏み入られたスネイプ先生も気の毒。

終盤、「シリウス・ブラックは私の父になってくれたかもしれない男性だ!」というセリフが脳裏を過ったが、お父さんの友達なんだしだいぶ年上だし別に「シリウスが!?お父さん…?!うわぁーッ!」となる話でもなかった。

 

ハリー・ポッターと謎のプリンス

ハリーとロンが喧嘩してるところを見るのはしんどいな。ロンが、大概の人が仕舞い込みがちな感情を表に出すタイプであることが原因になるパターンが多い。しかしそこが彼の長所にも繋がっている。結果的にロンとハーマイオニーの当て馬になっちゃった子は気の毒だった。あとハリーの、クリスマスパーティーにはいい子を誘った、でルーナだったのがよかった。確かにいい子だ。

終盤、ダンブルドアが水を飲むだので悶え苦しむシーンは最初のうちこそ可哀想にも思えたが、よく考えたらとんだ狸ジジイなので途中から急にそうでもなく思えてきた。

 

ハリー・ポッターと死の秘宝Part1

ドビー!!!!

最早魔法ワクワクものではない。

 

ハリー・ポッターと死の秘宝Part2

スネイプ先生は色々複雑な事情があってあの立ち位置なのだということを聞いてはいたが、耐え忍ぶ期間が本当に長い人だった。こういう繊細な感情で動いているキャラクターは他に居なかったと思うので少し新鮮だった。強いて言うならマルフォイ。相対する勢力の間で揺れると必然的にそうなるか。

ハリーが死ななかった理由がよくわからないのだが、本作に限らず、4〜5本目あたりから時間の制約なのか原作に比べて描写が不足していそうな気がするので、元は何かしらの理屈があったのかもしれない。

あと正直に言うとダンブルドアから直接、見事死んでみせよと言われるハリーを見たかった。それはダンブルドアにとって、自身が死ぬよりも大変な仕事なのではないかと思う。

 

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

クイニーの心が読めるっていう能力があるとゲームバランスが崩れないのかが心配になった。とてもチャーミングなお顔立ちだけど初めて見る役者さんだと思って調べたら、元々は音楽活動をされている方だとか。

エズラ・ミラーはフラッシュしか知らなかったけど、元々持ってる雰囲気からして、こういう陰のある役が似合う演者な気がする。バリーも明るいけどどこか陰があるキャラクターだし。自分への折檻ではなく、他の人の危機に反応すると言うのが、ベタかもしれないけどミスリードとキャラクター描写の両方に活きていた。

 

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

ダンブルドアはジジイになっての狸ジジイではなく元々こういう奴なんだということが分かった。

グリンデルバルドの主張する、先鋭化の下での寛容さ(魔法使いとマグルが結婚したっていいとか)はどこか現実でも聞いた話のような気がして空恐ろしかった。そもそもどのような流れで国際魔法使い機密法は出来たのだろう。

クイニーが去ってしまい寂しい。