のっぺり

基本的にネタバレに配慮しません。アイドル(ほぼハロプロ)、漫画アニメゲーム、本、ごはんその他の話

ヤケクソになりそう

人生の局面ではいつもそうなんだけど、全てがどうでもよくなってしまう時がある。つまり今。

意志薄弱のために実際にダメージを受けるのは肝臓ぐらいで済んでいるけど、出奔しようしようと思いながらの飲酒。それでももういい歳なので泥酔までもいかない。やや頭痛。いい歳なのにつまみにポテチ丸々一袋食ったのが一番めちゃくちゃかもしれない。かわいいもんだ。

こう書くと肝臓と胃が可哀想…自暴自棄の時に最も犠牲にしやすいのは自分の身体のようだ。

 

辛い時に酒に頼ってはいけないという思いが一応はあるのか、楽しい時の飲み過ぎに比べれば辛い時の飲酒量は本当に大したことがない。とは言うものの考え方自体が良くない気もする。しかし他にどうやって発散すれば良いのかも分からない。そういう時は細かく考える余裕もない。悶々。

 

誰にとってもそうだろうが、人生は本当にままならない。今から石油王になろうとか、そういう荒唐無稽を言っている訳ではない。一番先の予定で言うと老後の資金を貯めようとか、そういう比較的実現可能で堅実めなことを考えてみるもののすぐに頓挫する。資産形成する力が弱いという話ではなく、不慮の出来事が本当に多い。逆に、人生は自分の思う通りに生きられると思いすぎているのかもしれない。ならないんだ。人生は。思い通りに。

 

人生を遠目から眺められている時は分かっているつもりだが、渦中にいるとそれどころではない。このストレッサーからは逃れなければという時、歳若い頃は逃げるのが苦手だった。逃げることより、ストレスを認知するのが下手だった。元々鈍感なのもある。経験を積むうちに、段々と自覚を早め、逃げられるようになってきた。あの時は逃げればよかったのにな、と振り返ることもある。

けれどもどうしても逃れられない時があることも分かってきた。そういう時はなんと、一日一日をなんとか堪えていくしかないのだ。辛すぎ。しかもいつまで続くのかもよく分からない。一生かもしんない。辛すぎ。

 

そうなるとやっぱり、自分は何をしてるんだろうと思ってしまう。別にこんなことしたくない。人生は別にこんなことしたくないの積み重ねなのか。そうなんだよな。ヤケクソになりそうじゃなくてもうなっちゃってんだよな今は。楽しいこともあるけど辛いことの方が印象に残りすぎる。子供は絶対に作らない。こんなんで新たに密な人間関係を作ろうとかとても思えない。それだけで大丈夫。自分の分をなんとかすれば良いだけ。あと一日を重ねれば良いだけだ。ポテチ一袋ですまない本当のヤケクソにはならない。大丈夫。