のっぺり

基本的にネタバレに配慮しません。アイドル(ほぼハロプロ)、漫画アニメゲーム、本、ごはんその他の話

ああ〜ダメだやっぱり仕事が嫌い

仕事したいとか仕事にやりがいがあるとか楽しいとか思ったこと一回もなくて、

本当にお金もらえることにしか価値を感じてないので、

 

休みが長いと仕事なくて暇でいやだとか、

仕事にやりがいがなくて辛いとか、

もっと楽しい仕事がしたいとか、

 

そういう悩みに応えることができなくてしんどくなってきた。全く共感できないので人と話しながら虚無になってしまう。自分にとってのそういう話題ナンバーワン。ナンバーツーは子供の話。

しんどいとは言っても大したマイノリティでもないんだろう、相対的には。

 

人との関わりが……とはよく言われるもののそれって全然仕事じゃなくて良い。

寧ろどうでもいい目的のために人とコミュニケーション取らなきゃいけないの苦痛でしかない。

 

そうは言っても仕事してて嬉しい時もあるでしょうなんて話もあるけど、

仕事での嬉しい気持ちって、ああ辛いことがなんとかなって良かった、というホッとした気持ち以上にならないので別にそんな良いものではない……としか思えない。

 

視野が狭いはそうかもしれない。楽にできる仕事がどこかに……いや〜ないと思う。仕事ってしんどいよ。責任が発生すんだから。

 

仕事めちゃくちゃ嫌いなのに稼ぐ能力がなく縁を切ることができなくて逆に人生のテーマと化しつつある。何年経っても仕事に対する嫌いの気持ちが色褪せなくて凄い。

なんでお金以外の理由で仕事を求める人がこんなにいるのか本当にわからない。わからない自分がサイコなのか。

1億円あったら迷いなく仕事をやめる自信がある。1億円で足りるかが不安だとしても絶対に仕事の負荷を下げる。やりがい無視。赤毛組合みたいに、辞書手書き丸写しで食べていけるだけ貰えるなら全然やる。

 

生きるの向いてな!

流行りにもしっかり乗って投資してみたり、なんとか自分が生きる希望を失わないように宝くじをほんの少しだけ買ってみたりしてる。

 

なんで生きるためにこんな頑張らなきゃいけないんだ、と考えたりもする。

当面は、自分が死ぬと辛い思いをする人が居て、多分それは勘違いじゃないし本意じゃない、仕事やめられたら結構幸せに暮らせる自信があるので、とりあえず生きる、に舵を切るのだと言い聞かせている。

 

書いてて本当に何言ってんだろう感がすごい。何してんだろうなぁ。

まとめ13[映画感想]

映画感想。ネタバレあり。

 

きっと、うまくいく

音楽とキャラクターの個性的なところを目の当たりにして、ボリウッドの持つ壮大な鷹揚さは他で真似できない……とか思ったけど今までボリウッドをまともには見たことがなかった。ダンスのシーンが有名でカッコいいのでそこばかり見ていた。いや〜しかし改めて直視して唯一無二の空気感。間違ってなかった。

 

偏見で申し訳ないけど、インドの人は不安と折り合いをつけて生きるのが上手そうと思っていた。でもこういう映画が作られてるってことは、別にそういう訳じゃない。実際、どこで何をしてても人生は不安なことだらけだ。本作は、学歴社会に生きたことがあれば更に共感しやすい。

不安は未来のことだから、どう頑張っても完全には消えない。でも心を宥めて、騙して、なんとかやっていける、やっていこう、やっていって良いんだ、という勇気をもらった。不安から逃げるために、人生の本質を見失ってしまっては勿体ない。楽しむことを忘れて、人生を楽しめる訳がないのだ。

主人公3人も別に清廉潔白な訳ではない。真っ当でないこともする。失敗したり間違ったりして、自分が原因なんだと思う時だって、なんとかなるさで生きていこうの精神は同じ。懐の深い作品だと思った。

 

そしてやはり踊るシーンがグンバツAal izz wellは良いおまじないになってくれそう。

 

最強のふたり

実話が元になっているので、いやフランス映画だからだろうか、エンタメ的な起承転結がある訳ではない。

最初の速度違反のシーンの悪い仲間ぶりにワクワクさせられた。二人きりのシーンでの最高到達点だと思う。

フィリップとドリスは割と最初からまあまあやっていけてるけど、エッグを返してほしい、から、それが返されるまでの間、やはり仲は深まったのだということが見てとれる作りがじんわり効いた。最後のフィリップはエッグのことを気にも留めていないように見えた。

 

フィリップの笑顔が心底楽しそうだった。完全に俳優の力だと思うが、印象的な笑顔。

 

イエスマン “YES”は人生のパスワード

ジム・キャリー原田泰造に似てると思った。

含蓄深いとかじゃないけど、イエスと言わなければ世界は拡がらないというのは確かにそうだと思う。

最初に銀行の窓ブチ割ってた人が一番人生楽しそうだった。

 

プーと大人になった僕

プーの不変さが優しい。君は変わらない、と言ってくれるこんな友達は現実にはいない。

何故なら現実の友達は自分と同じように何かしら変化するから、プーが言う言葉と意味が変わってくる。

魔法にかけられて』もそうだったと思うけど、ディズニーは、あの頃のアレ、そんな夢みたいなこともありましたね……みたいな儚い感じにはしないんだよね。当たり前か。そういう仕事か。

 

ユアン・マクレガーは均整の取れた美しい顔してるなぁ……『トレイン・スポッティング』見た時も同じこと言った気がするな。

 

マイ・インターン

ロバート・デニーロの話かと思ったらアン・ハサウェイの方の話なのか。

仕事をしてるのとしてないのとでベンがどう変わるかを期待してしまったので拍子抜けした。イキイキしてるのは分かったけど、主題とは言い難かったような気がした。熟練すぎて成長はしなかったし。

と言ってもおじいさんがあまり辛い思いをするところを見たい訳でもなかったので良かったのかもしれない。あのキャリアと年齢で下っ端として新しい環境に入っていけるのはすごい。めちゃ人の良さそうな顔してるけどほんとにゴッドファーザーなのか。今度観てみよう。

 

アン・ハサウェイ、いつどのように見てもどう考えても頭がちっっっさすぎる!画面でこれだと実物はどんだけなんだ。

 

スクール・オブ・ロック

主人公が激ヤバ人間すぎるし、生徒も保護者も校長先生も立場が違いすぎて感情移入できない上に見てて気持ち良くもない*1のだが、ただ一人、主人公の友人ネッドの存在は寄り添ってくれるような感覚があった。

気が弱いのではなくて、デューイの眩いばかりの才能と、現実と、自身の希望が綯い交ぜになっているから、本気で部屋から蹴り出すことができなかった。そんで、あんな酷いことされてもさして悩まずウッキウキでライブに行けた。

彼が終盤、流されているだけに見えないのは不思議だった。パティとは別れたんだろうなぁ……付き合ってる理由が、これを逃したらもう彼女できないかもしんないから、だもんなぁ。

*1:特に保護者はライブ見た瞬間手のひらクルーテオしてて脱力した。

あるもんだな凄くツイてない日が

朝、ゴミ出しをしてご飯を食べようとしたら、かれこれ8年は使っているコップを割ってしまった。結構気に入ってたのに。

しかも割れた場所が悪くて、シンクと作業台を跨いで床にも粉々に破片が散らばった。

朝っぱらから方々、細々と掃除をしてぐったり。どちらかと言うと心配性な方なので、破片が残ってないかも気になって疲れてしまった。

 

そしてふと気付いた。さっき出したはずのゴミ袋が目の前にある。ホラー?

何のことはない。燃えるゴミを出そうとして、燃えないゴミの袋を出してしまっていた。

それにしたってこんな失敗は初めてだ。

既に疲れた気持ちにとどめを刺され、ノロノロと袋を交換しに行った。まだ収集前で、間に合ったのは不幸中の幸いだった。

 

やっとのことで出勤すると、昔の仕事にミスが見つかったり、色々上手くいかないことがあったりで、昼飯食う暇もなくまあまあの残業。

最近は残業少なめだったのに。こんなん久しぶり。

 

退勤したら、家族の調子が悪いという。新型コロナとかではないんだけど大分心配。

 

いいことひとつくらい作ってやろうと思っていつもより高めのピザ取ったら、チョイスが良くなかったみたいで値段の割にはイマイチだった。

 

あるもんだなぁこんな一日が。

このカビキラーがすごい!

賃貸なのに風呂にカビを生やしてしまいヤバい。

 

元々掃除をおざなりにしていたのが、ステイホームやら在宅勤務やら何やらの影響で、並以下ではあるものの、ある程度は気にするようになった。

だいぶ長い期間ほったらかしにしていた場所もあったが、磨けばキレイになったり、そもそも経年劣化でどうしようもなかったりした。

 

そんな中、風呂。

ある程度のカビはスプレー式のカビキラーで綺麗になって感動したのだが、コーキングのぽつぽつ黒いのがどうにもならない。

落としにくいカビについてググってみると、キッチンペーパーにカビ除去剤を染み込ませて当てておくとか、液だれしないようにラップを貼り付けておくとか、そういう生活の知恵が見つかった。

 

カビキラーは割と劇薬なので、色々やるのがめちゃくちゃめんどくさいなと思いつつ、やってみたがダメだった。

どのくらいダメだったかというと、色が薄くなっている感じもしない。効き目が全くなさそう。どんだけ。

 

ちょっとこれは完全に、善管注意義務を怠ったなぁ、敷金のアレを覚悟しなければならないかなぁと思っていたが、まだもう一つだけ手があった。

カビキラーにはジェルタイプの商品がある。

ジェルだと狙った箇所に密着して、より強い効果を得られるのだという。しかし既にダメだったラップもキッチンペーパーもそこを解決するための手段だったから、半信半疑だった。薬剤の濃度も高いのだろうか。

 

近所のドラッグストアには売っていなかったので、通販で購入した。

これでダメだったら本当に素人にはもうどうにもダメなので、緊張しながら使用した。

 

薄くなってる!

流石にここまで頑固だと一回でキレイにとは行かないものの、黒かったのがグレーにはなっている。すごい。ゴムパッキン用カビキラー様様、ジョンソン様様である。

 

回数を重ねて、なんとか色がなくなるところまで持っていきたい。本当にもうダメかと思った。助かります。

手帳っていうか、予定がなくなった

今週のお題「手帳」

 

手帳は薄手でB6程度のサイズ、スケジュールのページは月めくりのカレンダーみたいになってて、マスの中に予定を色々書き込めるものと決めていた。

スマホを使い始めて大分経ってからも、扱いやすさや一目で予定を把握できることから、毎年12月頃には翌年用のものを購入していた。

 

ここ2年、新しい手帳を買っていない。

スマホに慣れたからとかではなく、ここ2年という象徴的な数字の示す通りもちろんCOVID-19の影響である。

 

予定がないのだ。予定がなくなったら手帳も必要なくなってしまった。

予定がないっていうか、もう予定を立てることが怖くなってしまっている。だってその通りに実行できる確率がかなり下がってしまった。

 

当日になって行くか行くまいかを考えるのが嫌になってしまい、イベントのチケットを取るのをやめた。

人に会う予定は前々から少なかったけど、この社会情勢がとどめになって人を誘う勇気がもう微塵もなくなってしまった。

結果、数日先のごく小さな予定くらいしかなくなったので、先々のスケジュールを気にする必要がない。

 

未来のことをあまり気にしないでも良い自由さは居心地良くも感じている。しかし、スケジュールを埋める楽しみは失われて久しい。

その良さには間違いなく手帳が寄与していたと思う。先々のスケジュールを埋めて、その日が迫るのを目に入れながら過ごす。予定通り行くと嬉しくて、予定通り行かないと残念に思う。

 

寧ろ、3年前までが異常だったのかもしれない。一寸先は本当に闇なのだ。

手帳を使っていた頃は意識していなかったけど、予定が予定通りやってくることへの期待は楽しかった。今は素直に楽しみとは言えない。平和だったのか。いつの世もままならないことがたくさんあるけど、今はあの時が平和だったように思えてしまう。

冷凍うどんの美味しいやつ

冷凍うどんが好きだ。

最近は朝ごはんにキムチと卵落として小鍋で煮たキムチうどんを擦りまくっている。つゆはめんつゆと味噌をちょっと。あとはキムチが美味しくしてくれる。

 

で、好きとか言いつつ商品の違いをあんまり気にしてなくて、一番安いの買ったりしてた。こだわりなく色々食べたと思う。

 

が!先日、たまたま、お店にそれしかなかったのを買って気付いた。

カトキチの冷凍さぬきうどん。歯応えあって結構煮込んでもふやけず、ツルツルしていてすんごく美味しい!

各スーパーの一番安い商品に比べると50〜100円くらい値が張ることが多いのだが、これだけ美味しければ気にならない。

柔らかいのが好みだと違った感想になるかもしれないが、麺がしっかりしているのが好みならば確実にお勧めできる。

 

パッケージにはカトキチって書いてあるけどカトキチって会社じゃなくてテーブルマークという会社が作っているそう。

テーブルマークさんありがとう。今一番楽しみにしている贅沢。

まとめ12[映画感想]

映画感想。ネタバレあり。R18作品含む。

 

ザ・ドア 交差する世界

マッツ・ミケルセンが流暢にドイツ語話しててちょっとびっくりした。軽くググったら4〜6か国語習得しているとか。ヨーロッパ諸国は言語体系が多少似ているとは言え、流石に外国語の習得は難しい……よね?後ろ髪がはねてるのはこういう髪型……なのか?

奥さんとお子さんが逃げ出せたのはよかったんだけど、勝手な人たちの勝手具合が凄まじすぎてあまり救われた気分にならず。特に元の世界の奥さんが気の毒すぎる。

 

レミニセンス

恐らく一番見せたかっただろう、記憶の中の彼女とのシーンがとても感動的だった。このシーンを撮るための映画と言っても過言ではないかも。

ただそこに至るまでにあまりハマらなかった。昼夜が逆転し海に沈んだ世界観も独特だったし、記憶の世界にのめり込む人の描写もあったり、面白そうな素材が多かったけど、不思議と。登場人物に序盤から入れ込むには時間が短かったのかもしれない。

 

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

悪趣味だけど極まってる感じはしない。

ハーレイはやっぱり良いキャラだったけど、ジョーカーがいる時がやはり最高と思ってしまった。周りの人間を振り回し切れてないような気がしたので。

 

マトリックス レザレクションズ

マトリックスらしさもありつつ、時間が経ったことは物語に組み込みつつ、時代に即したテーマもありつつというバランスの作品だった。内容を振り返ると上映時間が少し長いように思う。

一作目のモーフィアスの確信ぶり、宗教に由来する神秘的な雰囲気が最も好きなので、モーフィアスがすっかり失われてしまい寂しい。

もう一つ見どころと思っているアクションは、2人乗りバイクでドリフトを背面から映したらやら銃をすごい体勢で打ってたりやらカッコよかったんだけど、ネオのメインアクションが手から波動みたいなやつになったのはちょっと物足りなかった。

 

アンノウン

エンタメサスペンス。エンタメしたなぁ〜という。恐らく脚本を書いた人の思い通りに思考を振り回された。

主人公が改心する前にやってたことがいくらなんでも酷すぎるんだけど、心機一転新しい人生、という展開が不思議とモヤモヤしない作品だった。

 

愛のコリーダ

局部にぼかし修正が入ってるんだけど、それを馬鹿馬鹿しいと思うくらい描写に凄みがある作品だった。この修正いる?感が強いというか。

あってもなくても十二分に刺激的で官能的なので、じゃあノイズになる分要らなくないかと思った。いや法律上必要とか裁判になったとかそういうのは分かるんだけど。作り物の局部には修正が入ってないのもなんだか可笑しくて、少し冷めてしまった。どっぷり浸れる作品だっただけに惜しい。

もはや居心地が良いのかもよくわからないのに進んでズブズブになっていく様子、我に帰れば不思議だけど、泥沼の気持ちよさを分かってしまうような気もした。単に愛し合っていたとは表現し難い。

どろどろに溶けていく二人の世界に終始しているんだけど、本当の二人きりにはならないところが映画っぽく、観客を置いてけぼりにしないので入り込めたと思う。