のっぺり

基本的にネタバレに配慮しません。アイドル(ほぼハロプロ)、漫画アニメゲーム、本、ごはんその他の話

あるもんだな凄くツイてない日が

朝、ゴミ出しをしてご飯を食べようとしたら、かれこれ8年は使っているコップを割ってしまった。結構気に入ってたのに。

しかも割れた場所が悪くて、シンクと作業台を跨いで床にも粉々に破片が散らばった。

朝っぱらから方々、細々と掃除をしてぐったり。どちらかと言うと心配性な方なので、破片が残ってないかも気になって疲れてしまった。

 

そしてふと気付いた。さっき出したはずのゴミ袋が目の前にある。ホラー?

何のことはない。燃えるゴミを出そうとして、燃えないゴミの袋を出してしまっていた。

それにしたってこんな失敗は初めてだ。

既に疲れた気持ちにとどめを刺され、ノロノロと袋を交換しに行った。まだ収集前で、間に合ったのは不幸中の幸いだった。

 

やっとのことで出勤すると、昔の仕事にミスが見つかったり、色々上手くいかないことがあったりで、昼飯食う暇もなくまあまあの残業。

最近は残業少なめだったのに。こんなん久しぶり。

 

退勤したら、家族の調子が悪いという。新型コロナとかではないんだけど大分心配。

 

いいことひとつくらい作ってやろうと思っていつもより高めのピザ取ったら、チョイスが良くなかったみたいで値段の割にはイマイチだった。

 

あるもんだなぁこんな一日が。

このカビキラーがすごい!

賃貸なのに風呂にカビを生やしてしまいヤバい。

 

元々掃除をおざなりにしていたのが、ステイホームやら在宅勤務やら何やらの影響で、並以下ではあるものの、ある程度は気にするようになった。

だいぶ長い期間ほったらかしにしていた場所もあったが、磨けばキレイになったり、そもそも経年劣化でどうしようもなかったりした。

 

そんな中、風呂。

ある程度のカビはスプレー式のカビキラーで綺麗になって感動したのだが、コーキングのぽつぽつ黒いのがどうにもならない。

落としにくいカビについてググってみると、キッチンペーパーにカビ除去剤を染み込ませて当てておくとか、液だれしないようにラップを貼り付けておくとか、そういう生活の知恵が見つかった。

 

カビキラーは割と劇薬なので、色々やるのがめちゃくちゃめんどくさいなと思いつつ、やってみたがダメだった。

どのくらいダメだったかというと、色が薄くなっている感じもしない。効き目が全くなさそう。どんだけ。

 

ちょっとこれは完全に、善管注意義務を怠ったなぁ、敷金のアレを覚悟しなければならないかなぁと思っていたが、まだもう一つだけ手があった。

カビキラーにはジェルタイプの商品がある。

ジェルだと狙った箇所に密着して、より強い効果を得られるのだという。しかし既にダメだったラップもキッチンペーパーもそこを解決するための手段だったから、半信半疑だった。薬剤の濃度も高いのだろうか。

 

近所のドラッグストアには売っていなかったので、通販で購入した。

これでダメだったら本当に素人にはもうどうにもダメなので、緊張しながら使用した。

 

薄くなってる!

流石にここまで頑固だと一回でキレイにとは行かないものの、黒かったのがグレーにはなっている。すごい。ゴムパッキン用カビキラー様様、ジョンソン様様である。

 

回数を重ねて、なんとか色がなくなるところまで持っていきたい。本当にもうダメかと思った。助かります。

手帳っていうか、予定がなくなった

今週のお題「手帳」

 

手帳は薄手でB6程度のサイズ、スケジュールのページは月めくりのカレンダーみたいになってて、マスの中に予定を色々書き込めるものと決めていた。

スマホを使い始めて大分経ってからも、扱いやすさや一目で予定を把握できることから、毎年12月頃には翌年用のものを購入していた。

 

ここ2年、新しい手帳を買っていない。

スマホに慣れたからとかではなく、ここ2年という象徴的な数字の示す通りもちろんCOVID-19の影響である。

 

予定がないのだ。予定がなくなったら手帳も必要なくなってしまった。

予定がないっていうか、もう予定を立てることが怖くなってしまっている。だってその通りに実行できる確率がかなり下がってしまった。

 

当日になって行くか行くまいかを考えるのが嫌になってしまい、イベントのチケットを取るのをやめた。

人に会う予定は前々から少なかったけど、この社会情勢がとどめになって人を誘う勇気がもう微塵もなくなってしまった。

結果、数日先のごく小さな予定くらいしかなくなったので、先々のスケジュールを気にする必要がない。

 

未来のことをあまり気にしないでも良い自由さは居心地良くも感じている。しかし、スケジュールを埋める楽しみは失われて久しい。

その良さには間違いなく手帳が寄与していたと思う。先々のスケジュールを埋めて、その日が迫るのを目に入れながら過ごす。予定通り行くと嬉しくて、予定通り行かないと残念に思う。

 

寧ろ、3年前までが異常だったのかもしれない。一寸先は本当に闇なのだ。

手帳を使っていた頃は意識していなかったけど、予定が予定通りやってくることへの期待は楽しかった。今は素直に楽しみとは言えない。平和だったのか。いつの世もままならないことがたくさんあるけど、今はあの時が平和だったように思えてしまう。

冷凍うどんの美味しいやつ

冷凍うどんが好きだ。

最近は朝ごはんにキムチと卵落として小鍋で煮たキムチうどんを擦りまくっている。つゆはめんつゆと味噌をちょっと。あとはキムチが美味しくしてくれる。

 

で、好きとか言いつつ商品の違いをあんまり気にしてなくて、一番安いの買ったりしてた。こだわりなく色々食べたと思う。

 

が!先日、たまたま、お店にそれしかなかったのを買って気付いた。

カトキチの冷凍さぬきうどん。歯応えあって結構煮込んでもふやけず、ツルツルしていてすんごく美味しい!

各スーパーの一番安い商品に比べると50〜100円くらい値が張ることが多いのだが、これだけ美味しければ気にならない。

柔らかいのが好みだと違った感想になるかもしれないが、麺がしっかりしているのが好みならば確実にお勧めできる。

 

パッケージにはカトキチって書いてあるけどカトキチって会社じゃなくてテーブルマークという会社が作っているそう。

テーブルマークさんありがとう。今一番楽しみにしている贅沢。

まとめ12[映画感想]

映画感想。ネタバレあり。R18作品含む。

 

ザ・ドア 交差する世界

マッツ・ミケルセンが流暢にドイツ語話しててちょっとびっくりした。軽くググったら4〜6か国語習得しているとか。ヨーロッパ諸国は言語体系が多少似ているとは言え、流石に外国語の習得は難しい……よね?後ろ髪がはねてるのはこういう髪型……なのか?

奥さんとお子さんが逃げ出せたのはよかったんだけど、勝手な人たちの勝手具合が凄まじすぎてあまり救われた気分にならず。特に元の世界の奥さんが気の毒すぎる。

 

レミニセンス

恐らく一番見せたかっただろう、記憶の中の彼女とのシーンがとても感動的だった。このシーンを撮るための映画と言っても過言ではないかも。

ただそこに至るまでにあまりハマらなかった。昼夜が逆転し海に沈んだ世界観も独特だったし、記憶の世界にのめり込む人の描写もあったり、面白そうな素材が多かったけど、不思議と。登場人物に序盤から入れ込むには時間が短かったのかもしれない。

 

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

悪趣味だけど極まってる感じはしない。

ハーレイはやっぱり良いキャラだったけど、ジョーカーがいる時がやはり最高と思ってしまった。周りの人間を振り回し切れてないような気がしたので。

 

マトリックス レザレクションズ

マトリックスらしさもありつつ、時間が経ったことは物語に組み込みつつ、時代に即したテーマもありつつというバランスの作品だった。内容を振り返ると上映時間が少し長いように思う。

一作目のモーフィアスの確信ぶり、宗教に由来する神秘的な雰囲気が最も好きなので、モーフィアスがすっかり失われてしまい寂しい。

もう一つ見どころと思っているアクションは、2人乗りバイクでドリフトを背面から映したらやら銃をすごい体勢で打ってたりやらカッコよかったんだけど、ネオのメインアクションが手から波動みたいなやつになったのはちょっと物足りなかった。

 

アンノウン

エンタメサスペンス。エンタメしたなぁ〜という。恐らく脚本を書いた人の思い通りに思考を振り回された。

主人公が改心する前にやってたことがいくらなんでも酷すぎるんだけど、心機一転新しい人生、という展開が不思議とモヤモヤしない作品だった。

 

愛のコリーダ

局部にぼかし修正が入ってるんだけど、それを馬鹿馬鹿しいと思うくらい描写に凄みがある作品だった。この修正いる?感が強いというか。

あってもなくても十二分に刺激的で官能的なので、じゃあノイズになる分要らなくないかと思った。いや法律上必要とか裁判になったとかそういうのは分かるんだけど。作り物の局部には修正が入ってないのもなんだか可笑しくて、少し冷めてしまった。どっぷり浸れる作品だっただけに惜しい。

もはや居心地が良いのかもよくわからないのに進んでズブズブになっていく様子、我に帰れば不思議だけど、泥沼の気持ちよさを分かってしまうような気もした。単に愛し合っていたとは表現し難い。

どろどろに溶けていく二人の世界に終始しているんだけど、本当の二人きりにはならないところが映画っぽく、観客を置いてけぼりにしないので入り込めたと思う。

私の頭の中のテトリス

新年あけまして、テトリスにハマっている。

特にゲーム好きでもないのだけど、たまたま目にした獣道IVの配信でテトリスの対戦を見かけてやりたくなって以来。頂点を争う人のプレイはちょっともう、何が起きてるのか全然ついていけなかった。すごすぎ。

 

ぷよテトじゃなくてSwitchのテトリス99。全然上手くないし、上達してる感じもしないんだけど、ついやってしまう。楽しい。

上手くなろうと思って色々考えてみるもののあまり的を射てない気がする。結局分析ではなくトライアンドエラーで、平均で良さげな成績になる手法に落ち着きつつある。体感としては、序盤で強い人に当たれば80位代で即死だし、運良く終盤まで当たらなければ一桁位までいけることもある。

あとミスの影響がデカい。いやゲームは大概そうなんだけど…そのリカバリの影響がモロに出るというか。

 

対戦ゲームはあまり好きじゃないけど、自分の領分にウェイトがあるゲームだとそこそこ楽しいということが分かった。

 

で、頭の中で勝手にテトリスが始まるようになってしまった。昔からパズルゲームにハマってる時はいつもそう、ぷよぷよもズーキーパーも、ゲーム触ってない時も頭の中でずっとやってしまう。

しかも、別にそれで上手くなる訳ではない。意識的にシミュレーションをしている訳じゃないので。無駄に脳のメモリを使っている感じがしてもったいないし、ちょっと怖い。

ゲームをやめればだんだん治まるのでそろそろやめようとは思いつつ、まだ飽きていない。

2021読書記録

面白かったとか良かったとか正しかったとか関係なく単に読んだ本の記録。当然ながら面白いものもあれば首を傾げてしまうもの、思てたんとちがうものもあった。いつもの読書である。

あと今記録して気付いた、タイトルを見ても内容があまり思い出せないものもある。いつもの読書だ。

 

年始には100冊くらい読みたいとか思っていたはずなのだが、全然無理だった。しかし100はなんとなく挙げた数字で、単に余暇に出来るだけ本を読むという気合の意味だった。その意味での目標は達成され、習慣にもなってきたので満足している。

レンジは広めの方がいい気がしたので全然自分向けではなさそうな本も読んでみたが、それはそれで面白かった。

一番ハマった小説は『テスカトリポカ』。来年はSFやミステリをたくさん読んでみたいと思っている。あと小説については感想ももう少し書いてみたい。本の感想は中々難しくて、小説以外は更に難しい。

 

分類はかなりいい加減。分からないものは教養にぶちこんだ。あと順不同。

 

小説

羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』

宮沢賢治銀河鉄道の夜

宮沢賢治注文の多い料理店

野崎まど『タイタン』

西條奈加『心淋し川』

我孫子武丸『殺戮にいたる病』

黒田夏子abさんご

遠野遥『破局

浅倉秋成『六人の噓つきな大学生』

星野智幸『だまされ屋さん』

石沢麻依『貝に続く場所にて』

李琴峰『彼岸花が咲く島』

湊かなえ『ドキュメント』

一穂ミチ『スモールワールズ』

佐藤究『Ank:a mirroring ape』

佐藤究『QJKJQ』

朝井リョウ『正欲』

夏目漱石『こころ』

町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』

佐藤究『テスカトリポカ』

柳美里『JR上野駅公園口』

湊かなえ『落日』

今村夏子『木になった亜沙』

青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました。』

呉勝浩『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール

教養

金敬哲『韓国行き過ぎた資本主義-「無限競争社会」の苦悩-』

大平健『拒食の喜び、媚態の憂うつ-イメージ崇拝時代の食と性-』

中野信子サイコパス

中野信子『脳内麻薬-人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体-』

中野信子『人は、なぜ他人を許せないのか?』

飯山陽『イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観』

金谷武洋『日本語に主語はいらない-百年の誤謬を正す-』

宇野重規『民主主義とは何か』

備瀬哲弘『うつ病になっても会社は辞めるな』

福岡伸一生物と無生物のあいだ

山崎圭一『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書-公立高校教師YouTuberが書いた-』

三上章『象は鼻が長い-日本文法入門-』

末永幸歩『13歳からのアート思考-「自分だけの答え」が見つかる-』

森島恒雄『魔女狩り

古市憲寿『絶望の国の幸福な若者たち』

哲学・思想

二村ヒトシ『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』

大塚英志/編『少女雑誌論』

千野帽子『物語は人生を救うのか』

自己啓発・実用

ハンス・ロスリング/オーラ・ロスリング/アンナ・ロスリング・ロンランド『FACTFULNESS-10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣-』

森山至貴『あなたを閉じこめる「ずるい言葉」-10代から知っておきたい-』

マイケル・サンデル『実力も運のうち-能力主義は正義か?-』

チャールズ・エリス『敗者のゲーム』

細川モモ『生理で知っておくべきこと-自分の体を守る正しいデータを持てなかった女性たちへ』

アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』

ノンフィクション・エッセイ

石井妙子『女帝 小池百合子

加藤智大『解』

栗山さやか『 ひとりではじめたアフリカボランティア-渋谷ギャル店員-』

宮下洋一『安楽死を遂げた日本人』

宮下洋一『安楽死を遂げるまで』

末井昭『自殺会議』

こだま『夫のちんぽが入らない』

若林正恭『社会人大学人見知り学部卒業見込』